人間関係のもつれの原因はほとんどが「誤解」にあります。
誤解は、その人の言葉の真意を考えずに、言葉をうのみにしてしまうことで起こることがほとんどです。
他人との会話の中で、迷うこと・悩むこと・あれ?と思うことはありませんか?
会話は、一つの角度からではなく、いろんな角度から人の言葉の真意を考える必要があります。
受け取り方は相手の環境(場所・時間・感情・・・)によって千差万別です。同じ人ですら、感情の変化で全く違う捉え方をすることすらあります。
言葉で傷ついて被害者意識を持ってしまう私。でもそれだけでいいのだろうか?相手の気持ちはどうなのだろうか?何か相手も口に出せないようなそんな気持ちを持っていたのではないだろうか。
対話法を勉強し、相手は今、何を考えているのか。自分がしっかり理解する努力をしていきましょう。
対話の中で解決の糸口がきっと見つかるはずです。それでもまだお悩みが解決できなければ、カウンセリングを行うのもよいかと思います。
5月から東京で「対話の会」が開催されることになりました。5月22日から始まりました。
関係はないけど、ただ話し方・聞き方を練習ことで集まった人々ですが、他の人のはなしを聞くことはとても参考になります。
「そうか、こんな考え方もあるんだ」という新しい発見。私は一人ではない、という実感。嬉しいです。
誤解は思い込みから生じます。あなたが「えーっ」と思ったことやもう一度聞きたいと思ったことは遠慮しないで聞いてみましょう。それがあなたと友達や家族との信頼を育みます。
「まずは確認型応答を」してはいかがでしょうか。ご近所や職場でのお付き合いに役立ちます。
それでも、聞き返すのには勇気がいります。ケチをつけているようにとられないかしら、ケンカをうっているみたいじゃない?とか。
そうなんです、私たちが躊躇うのは人間関係を損なうのではないかと、恐れるからなんです。
心の弱さ?いいえ、それは優しさの表れです。
東京で「対話の会」が開かれるようになりました。相手を理解し、自分を理解してもらうためにとても良い方法が「対話法」です。
疑問をそのままにしておかないで、相手の言いたいことを正確に理解する。口で言うのは簡単だけど、実際には少し難しいので、練習をするのがこの会の目的です。参加してくださる方、大歓迎です。
この会の趣旨は、『誤解のない会話』です。曖昧なままにしておくと後々後悔することや「こんなはずではなかった」ということにならないための簡単なエクササイズです。
みんなの胸の中にある「ああしておけば良かった」とか、「あの時、念を押しておくとよかった」、「失敗した、確認しておけばよかった」などの思いを軽くしてくれる方法です。